2011年08月10日 22:12
こんばんは
長い夜勤が終わりました。今朝、患者さんが旅立ちました。自宅で終末期を送っていましたが、昨日急変にて入院となった患者さんです。だれでも最後は自分の家で・・・という気持ちは強いと思いますが、やはり家族や周りの協力なしでは実現しません。
この方は、娘さんたちの暖かい支えで前日まで自宅で過ごすことが出来ました。
夜間の状態はかなり厳しい状態でした。バイタル測定しながら一人で観察するのはとても神経を使うし、先生を呼ぶタイミングもかなり難しいです。
全身の浮腫も著明で、かなりの痛みもあったと思いますが、本当に我慢強い方でした。
最期は苦しむことなく・・・安らかな顔でした。
随分前より、死後の処置をいろいろ勉強しています。
最期の時はどんな方でも自分ではどうすることもできません。私は皆さんとお別れの時をその方の花道だと思います。
その花道をきれいなお顔で家族やお世話になった方とお別れが出来たらと思っています。
今日も自分の出来る精一杯の知識と技術で処置をさせてもらいました。
少しでも旅立ちのお手伝いができれば・・・と思い。
看護は経験すればするほど深く、常に自分の中での看護とは・・・と自分に問いかけてます。
多分、答えはいろいろあると思いますが、考え続けることが看護なのかな・・・と
23年・・・看護師を続けているのは、まだ答えが見つからないからなのかも・・・
これからも勉強を続けて自分なりの看護の答えが見つかるよう頑張っていきたいと思います。
全ての仕事が終わり、更衣室に戻るとさすがに疲れがどっと出てきました。
ロッカーを見るとお手紙が・・・
ブログ開設おめでとうと最近の私の疲れを察知してくれて体を心配する言葉が・・・
私が大ファンの松潤の手作りのお手紙にもう胸が熱くなりました。
周りの人に支えられてるんだな・・・と・・・ありがとう